5月 18th, 2015 | パーソナルトレーニング | No comments
鍼灸整骨院の先生が実践してみた「パーソナルトレーニング体験記」vol.3
身体からの欲求をうまくキャッチできないと、いつしか 「 歪み(ひずみ) 」
となって、病気の因果になるのだろうと前回述べた。
鍼灸整骨院の先生が実践してみた「パーソナルトレーニング体験記」vol.2
「 怪我 」 からの回復、病気を治す力も
「 身体の欲求に素直な感覚 」 あってこそ。
パーソナルトレーニングに通うようになって、随分私の肉体も
引き締まってきたし、今まで疲労が重なると 「 腰痛 」 を
感じる事があったのが、すっかり気にならなくなりました。
疲労や姿勢の崩れから 「 腰痛 」 を度々起こすという人は
体幹トレーニングをうまく活用すると、効果てきめんだと思います。
トレーニングについてですが、稲穂先生は風船にマッチ棒か生えてる
体型なので、徹底的に下半身のトレーニングから始まりました。
常にスクワット。 … スクワット。 スクワットシンドロームになりそうで
夢に出て来た位です。 意外にも腹筋などはあまりせず、大きい筋肉を
しっかり鍛えて代謝を上げ、脂肪を燃やす作戦だと思われます。
しかし想像以上に心拍数は上がるしキツい!
初めは吐きそうになった久しぶりのトレーニングでした。
そして思いました。 叱咤激励 … トレーニングをサポートする
トレーナーさんに重要な役割があると!
ダイエットだったり、運動機能の向上、人によってその目的は
様々でしょうけど、苦しい時のささえとなり、達成に向かって道案内する。
CMで言ってますよね! 「 結果へコミット 」
コミットメントには、3つの意味があるそうで
1、「 責任を持った約束・公約・確約 」
2、「 委託・委任 」
3、「 責任を持つ関わり・介入 」
責任を持つ。約束するって、覚悟でもありますよね。
本人にやる気がなかったら、いくらサポートしても
達成するのは難しい事なのだと思いますけど
そういう意味では 「 受ける 」 側が、結果に期待して支払う
「 金額 」 というのも、本人の意志や覚悟と比例するのではないか?
これは、鍼灸院・整骨院で施術を 「 ※ 受ける 」 際にも
同じ事が言えるのかと思いまして
鍼灸院のホームページという事もあり、東洋医学に興味あって
訪れてくれた方もいらっしゃると思いますので、ちょっと皆さんに
お聞きしてみたいことを …
皆さんが、鍼灸院・整骨院に期待することは何?
まわりくどい始め方ですが、接骨術・鍼灸、漢方というのは
江戸時代に全盛で、幕府が終焉してその後の敗戦がきっかけで
「 西洋の医療 」 にとって替られた歴史があります。
では、それまではどのような東洋の医療が行われていただろう?
もしかすると、 「 ツボに一撃で病気を治す 」 東洋医学を
期待したかもしれませんが
東洋医学の根本的な部分に目を向けてもらう事も大切です。
何故なら、東洋の思想は 「 道 ( どう・タオ・Tao・みち ) 」 に
喩えられるから・・・
その道は、「 受動的姿勢ではなく、自ら体得していく事 」 を前提に
医療に関わらず、宇宙自然の普遍的な法則や根元的実在
道徳的な規範、美や真実の根元に触れていく 「 道 」 とあります。
治療院は、そんな道を 「 案内する役割 」 もあったのではないか!
病気や健康の事も、 「 治して貰う 」 ものから
「 自分で治せる 」 道へ進むのが望ましい事ですし
「 ※ 受ける 」 事に、過剰な期待をよせると
そこには 「 自ら体得していく道 」 はありません!
他人任せの無知に乗じた 「 過保護、過剰な医療 」 は
昨今、問題視されていますよね。
病人はこうして作られる 第1部 これでは病人が増えるだけ
鍼灸院、整骨院として色々思う事、考える事ありますけど
やはり病気になる前に、「 病気になりずらく 」
自己治癒しやすい 「 自立した身体 」 を獲得するのが
一番なのだと思います。
そしてトレーニングとは 「 何らかの能力を育成 」 する事。
私が思うトレーニングとは、自分の状態を察知できない感覚から
本人が身体感覚の気づきを獲得できるようになる事で、身体の歪みは勿論
病気 ( 症状 )すら回復せしめる、大いなる自然治癒の基礎を
養えると思っています。
痛みをとるから、健康の秘訣を手に入れること。
当院には 「 レッドコード 」 や 「 トラクションケア 」 など
体幹トレーニング、運動療法の効果を引き出す機材が充実していますので
追々、トレーニングの事や施術の効果をUPしていきます!
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