超音波エコー完備の他の整骨院で誤診された前十字靭帯損傷/断裂?
【 高校生女子 】
他の整骨院にて超音波エコーで負傷した膝を観察。異常なしと判断され施術を受けていた。
バスケットボール部
2週間経っても症状が全く変わらず、当院受診歴のある患者様の紹介で飛び込みで来院されたケース。
徒手検査をすると、膝関節前方引き出しテスト(ラックマンテスト)で陽性(+)
前十字靭帯の損傷や断裂の可能性があるので、大きな病院での精密検査を薦めた。
ラックマンテスト Lachman’s Test とは?
ラックマンテストの概要
ラックマンテスト(前十字靭帯損傷評価)
前十字靭帯損傷 ラックマンテスト 患側
なし。
この日は忙しく、予約無く突然の駆け込みだっため徒手検査だけをして病院での検査をすすめました。
カルテの記入も無く検査代もらい忘れました(涙) 住所も名前も知らない方なので心配でしたが
後日ご紹介者患者様からこの方が病院でMRI検査をし、前十字靭帯損傷と診断され手術となった事をご報告頂いた。
近年超音波エコーの画質も鮮明になり、病院/整骨院/鍼灸院等で導入する院も増えてはいるが・・・
超音波エコーで患部を観察する技術はとても難しく、そして学習する場も少ないのが現状だと思います。
上手に使いこなせれば便利ですが、基本的な徒手検査が大切と思ったケースでした。
当院は超音波エコーで患部を観察した際、原因が解らない/不確定で自信が持てない場合は病院での検査をお願いしています。